こんなことで悩んでいませんか?
- 思うような価格で受注できない。
- 値下げ要請があり、従わないと取り引き中止になりそう。
- 価格競争力がなく、じり貧。
- 市場が冷え込んで、受注量の確保も難しい。
- 材料や部品を安く仕入れる努力はしたがもう下がらない。
- 安い外注先を探しているが見つからない。
- 利益が出ない。赤字に転落だ。
そのような会社には環境整備をお薦めします。
環境整備とは、仕事のやり方や環境を見直し、職場にあるムダを見つけて徹底排除することです。
ムダが排除できれば経費が下がります。つまりは、コストダウンのための活動のことです。
ムダとは何か? まず下図をご覧ください。
1)無価値作業 とは、価値が全くない作業や時間のことです。
例えば、就業時間内に友人にメールを打っている、仕事とは関係のない話をしているなど。無価値作業は、もともとなくてもよいものです。
2)補助準備作業とは、付加価値作業を実施するのに欠かせない作業や時間のことです。
例えば、見積書を作成するのに、価格表を準備する、パソコンを立ち上げるなど。ものを作るのに、図面をひげる、材料を準備する、工具を準備するなどです。
3)付加価値作業とは、肝心かなめな作業や有益な時間のことです。
製造業なら作業をすることで物の形が変わる作業がこれに当たります。
例えば、
溶接作業なら、火花が散っている間が付加価値作業。
溶接機を準備している、まさに溶接しようしている。これは補助準備作業。
ドリルで穴を空けます。切り子が出ているとき=付加価値作業。
ドリルを探している、工具にドリルをセットしている=これは補助準備作業。
営業部門なら、見積情報をパソコンに打ち込んでいる瞬間が付加価値作業にあたる。
…付加価値作業は作業全体の10%前後しかないと言われています。
無価値作業と補助準備作業はムダのかたまりです。
ムダが多いと、しなくてもよい残業が必要になります。
経費がかかり原価を押し上げます。
ムダは、できればゼロにしたい所ですがそれは無理です。
しかし減らすことはできます。
自動車メーカーや家電メーカーはムダ取りが徹底され、
現在は0.X 秒単位のムダを減らす努力をしています。
中小企業の多くは、放置状態と言ってもよいでしょう。
会社は環境整備をしないと、ムダが増えていきます。
放置するとムダが山になりゴミ屋敷みたいになります。
ムダが増えてゴミ屋敷になると、会社は赤字体質になり経営を圧迫します。
社長見えていますか?あなたの会社で発生してるムダ
会社には大別すると次のムダがあります。
- 物や情報を探すムダ
- 時間を浪費するムダ
- あるのに買ってしまうムダ
- 作りすぎのムダ
- 手待ちのムダ
- 運搬のムダ
- 加工そのもののムダ
- 在庫のムダ
- 動作のムダ
- 不良を作るムダ
これらのムダを徹底排除し、会社を高収益体質(=黒字体質)にするのが環境整備です。
ムダは埋蔵金。環境整備は埋蔵金を発掘してお金にかえる活動といえるものです。
そうです、働き方改革です。
環境整備の基本のひとつは、整理・整頓・清掃・清潔・躾けの5Sです
多くの会社で「整理、整頓」や「5S」のポスターを見かけます。
でも、5Sを徹底してやっている会社は少ないですね。(中途半端で終わっている))
5Sを徹底すると大きな業績改善効果があることをご存じではないのでしょう。
社長、あなたの会社の中で物や情報を探している人はいませんか?
例えば、探し物に1日平均10分使っているとします。(これより多い会社が多いです)
探す人が20人いるとします。
1分間の経費を100円(損益分岐点経費額÷従業員数÷就業時間÷60分)、年間操業日を200日としたら…
この状況でも年間に400万円をムダに使っていることになります。
現に5Sを徹底して年間数百万円のムダを排除した会社があります。
メリットはそれだけではありません。
5Sを受注の武器にしている会社もあるほどです。
大阪の会社の社長は、自社は技術的にも、品質的にも、価格的にも他社に勝るものはない。
だが、何かをやって他社と差別化したいと思って取り組んだのが3Sだったそうです。
この会社は、3Sを徹底して実施し、誰に見せてもこれはすごいと言わせるレベルに高めました。
つまり整理、整頓、清掃を徹底して会社をショールーム化したのです。
その後はお客様を工場に案内するだけで多くを受注できるようになったと語ってありました。
つまり3Sや5Sを徹底すると楽に受注できるようになり、利益がでるようになるということです。
5Sを徹底していない会社は、私から見ると5段階評価で、レベル1やレベル2の所が多いですね。
これでは得られるはずの利益が飛んでいる。そのくせ利益がでないと悩んでいる。そんな会社が多いのです。
御社はいかがでしょうか?
5S、勘違いしてはいませんか?
5Sは、大掃除をすれば完成、と思っていませんか?
5Sは、片づけをすれば終わり、と思っていませんか?
5Sは、職場をきれいにすれば完了、と思っていませんか?
そう思っているのならそれは間違っています。
5Sは、整理、整頓、清掃、清潔、躾を徹底することです。
あなたは、5Sの各要素の意味を正しく説明できますか?
各要素の1点1点は実施できていますか?
どの順番で進めていけばよいかお分かりですか?
5Sの各要素の意味を正しく理解し、徹底して実践し、
継続的に改善することが、業績向上につながるのです。
さらに弊社では5Sを発展させた進化型5Sをお勧めしています。
進化型5Sでは、人づくり、組織づくり、仕組みづくりを考慮して実施します。
5Sあなたのレベルは……?
あなたは、下の写真を見てどのように評価しますか?
レベル1=非常にひどい状態(5Sを全く意識していない)
レベル2=改善点が多数ある。(まだまだ)
レベル3=努力していることが分かる。
レベル4=若干改善が必要だがこれなら合格点があげられる(ほぼ完璧)
レベル5=指摘が全くない状態(完璧の状態)
上の写真は、数年前の私自身の机の引出しの様子です。
あなたは、この写真を見てどのように評価しますか?
この写真はひどい状況です。
どこに何があるか分かりません。
探すのにかなりの時間が掛かりそうです。
文句なしのレベル1です。三流企業に多いレベルです。
ではもう1枚
下の写真について改善点を指摘してください。
良さそうですが、まだまだ改善の余地があります。
努力していることがわかるレベルなので、レベル3をあげます。
もう一枚評価してください。
改善点があります。何か分かりますか?
レベル3.5でしょうか?
これでもまだ二流企業レベルです。
最終的に下のものになりました。
使用頻度の高いものだけにして、取りだしやすくしました。
これだけあれば私の日常業務に支障はありません。
これなら、何がないかすぐに分かります。
レベル5=これでやっと一流企業の仲間入りです。
5Sは、やる人の5S意識レベルまでにしかなりません。
手をはなすと、もとに戻るようではダメです。
短期でレベル5を目指すならコンサルタントは必須です。
頑張って一流企業並にしませんか?
環境整備は製造部門だけのものではありません。
事務部門の5S
情報の5S
書類の5S
業務の5S
倉庫の5S
工事現場の5S
商社の5S
旅館業の5S
小売業の5S
サービス業の5S
病院の5S
など多数あります。
さらに家庭の5Sもあります。この家庭版を整理収納又は断捨離と呼びます。
弊社には整理収納一級のコンサルタントが所属しています。
環境整備は5Sから。その後は?
5Sがある程度徹底できたら、今度はムダ取りを徹底実施しましょう。
1)作りすぎのムダ
2)手待ちのムダ
3)運搬のムダ
4)加工そのもののムダ
5)在庫のムダ
6)動作のムダ
7)不良を作るムダ
これらのムダは7つのムダとしてトヨタ生産方式で紹介されています。
作りすぎのムダ
作りすぎのムダは、見込生産をしている会社で確実に発生しています。
つくりすぎた製品があるために、倉庫が必要になります。
その倉庫まで運ぶための人や運搬具、運搬用車両が必要になります。
在庫を把握するための人やコンピュータも必要になります。
それがうまく行かず欠品を起こすこともムダです。
在庫は放置すると劣化したり、虫がついたりします。
このため出荷前にチェックが必要となります。
材料を先に使い、製品は在庫になり、その後売れて入金となるため
先に使った資金の回収は遅れに遅れて資金効率が悪化し支払金利が発生します。
中には作ったのに売れずに廃棄するケースも出てきます。
これらは全てムダです。
見込生産を受注生産にするだけで大きな改善効果がえられます。
そう簡単に言うな! 見込生産しないといけない理由があると
おっしゃりたい方も多いのではないでしょうか?
それは当然です。
見込生産を受注生産に切り換えるためにはネックになる部分が必ずあります。
そのネックになっている部分を克服するために工夫や改善が必要になります。
ムダ取りは、作業者の動きや現場の状況を観察して、
ムダを把握することがムダ取りの第一歩です。
ムダ取りは、ムダが見えないと手の出しようがありません。
ムダが見えない、どのように工夫すれば良いか判らないなら専門家が必要です。
弊社には、その道40年のトヨタ生産方式の専門コンサルタントがいます。
大学を卒業後トヨタ自動車に入社し定年退職するまでに、
品質管理から生産管理、製造技術など、 ものづくりに関する仕事を
全て経験し、500社を超える外注メーカーの生産指導を行なってきたベテランです。
弊社は、このコンサルタントを中心に環境整備を支援しています。
環境整備を徹底することで、得られるメリットは?
1) 高収益体質(=黒字体質)になる。
2) 働きやすくなる。
3) ムダな動作が少なくなる。
4) ミスが少なくなる。
5) 探す時間が少なくて済む。
6) 必要なものがすぐに見つかるようになる。
7) 品質が向上する
8) 安全性が向上する。
9) 紛失したことが、わかるようになる。
10) ないはずのものが、わかるようになる。
11) 異常と正常がわかるようになる。
12) ムダな買い物がなくなる。
13) 狭かった職場や置き場が広くなる。
14) 掃除が簡単にすむようになる。
15) 資金効率があがる。
16) 見学したお客様の評価が高くなり受注しやすくなる。
17) 気がついたら儲かる会社になっている。
18) 皆が活き活き輝くようになる。
19) 意識改革が進む。
20) 良い社風が出来上がる。
21) このような結果、営業利益率が上がる。(収益改善が実現する)
環境整備を徹底し、高収益企業を目指しましょう。
早く始めれば早く結果がでます。
思い立ったが吉日です。
今すぐ始めましょう。
環境整備導入ミニセミナーのご案内
弊社では、環境整備導入ミニセミナーを企業様に訪問して実施しています。
・環境整備とは何か?
・なぜ環境整備が必要か?
・なぜ環境を整備して業績改善ができるのか?
・どのようなメリットがあるか?
・進める上での注意点は?
などについてお話しします。
質疑応答まで入れて2時間で無料です。
今すぐお申し込みください。
●5Sによる環境整備導入ミニセミナー申込書(PDF版)
●5Sによる環境整備導入ミニセミナー申込書(EXCEL版)
※セミナーは無料ですが、交通費の一部負担をお願いすることがあります。
※コンサルさんや同等の人が既に入っている会社には提供していません。
環境整備無料診断を実施中
※大変申し訳ありません。ただ今2ヶ月待ちです。
メールでお問合せ下さい。お待ちしています。
(交通費の一部負担をお願いすることがあります)
環境整備のコンサルティングのお見積り
下から見積依頼書を取り出して記入の上お送りください。
●5Sによる環境整備 支援見積依頼書(PDF版)
●5Sによる環境整備 支援見積依頼書(EXCEL版)
あなた様からの見積依頼をお待ちしています。
アイソ・ラボ株式会社 営業部